
5/22に開催されたペイントパーティーのイベントレポートです。
物件は東灘区にある築40年を超える団地の3Fの一室。現在リノベーション中の物件の壁をみんなで楽しくペイントしよう!というワークショップです。今回は12名の方(ほぼ女性だったのが印象的でした)が参加されていました。
壁面のペイントは比較的簡単なDIY作業に入るかと思いますが、それでも角の処理だったり、マスキングのやり方、塗料の種類、塗り方などコツはたくさんあります。実際に参加者の方からも「ペイント前の養生から教えて欲しい」、「刷毛の上手な使い方を教えて欲しい」といった質問もあがり、そういったレクチャーから作業はスタートしました。
ワークショップの前後には一般的な団地の構造の説明や、会場となった団地の紹介、作業後の懇親会などもあり、参加者の方も作業に会話にと楽しんでおられました。
まずは、実際のイベントの様子をレポートします。
【会場】


【イベントスタート】




【ペイント作業】









作業はどんどん進み、2時間かからずしてほぼ完成(細かな部分は除いてですが)。はじめは改装途中ということもあり、殺風景な部屋でしたが、壁のペイントが入るだけでも、部屋の印象は大きく変わることを実感できました。ペイントに限らず、DIY作業は体も動かしますし、時間もかかります。準備もそれなりに必要だったりします。それをみんなで取り組むことで作業スピードもあがり、なによりそこで生まれる交流が魅力的に映りました。





【物件紹介ツアー】



【懇親会】






今回のイベントで特に印象的だったのは、ワークショップに会場の団地オーナーさん、団地に居住中の方や、入居を検討されている方(!)も参加されていて、それぞれの立場からの意見交換をされていたことです。
懇親会では団地オーナーさんも交え、物件のことや地域のこと、リノベーション・DIYなどについて会話が弾んでいました。オーナーさんと直接話ができると物件を購入する側、借りる側の選択肢も増えていきます。またオーナーさん側にとっても居住者の本音や要望などを聞けるメリットがあります。
生活の場となる住居の価値観も時代とともに変わり続けています。若い人たちが入りにくいと感じてしまう古い団地や戸建て、マンションなどはまだまだたくさんあります。こういったワークショップを通じて、オーナーさんや居住を考えている方、若い世代が交わっていくことで新しい動きが生まれ、物件が抱えている問題の解決につながっていくような気がしました。
以上、ペイントパーティーのイベントレポートでした。次回は床張りワークショップを予定しています。