どうにもならないと思っていませんか?

例えば、以下のような場合
- 建物が古くて、リフォームしないと借り手がつかないと思うのでそのままにしている。
- エリア的に需要がなく、借り手をみつけるのが難しい。また、たとえ借り手がみつかったとしてもリフォームにお金がかかる割には、貸し出せる賃料が低すぎるのでそのままにしている。
- 知り合いの不動産業者に任せているが、なかなか成果がでなくて空家になっている。
空き家となるには、上記のようにいろいろな事情があっての事ですが、家に人が住まなくなってそのまま放置すると急速に老朽化していきます。
人が住まない家は周辺に悪影響を与え、地域の資産価値を下げる原因となってしまうこともあります。
しかし近年、空き家となった古家に対する価値観が変化してきました。古いものに価値を見出し自らリノベーションをして、理想の住まいを手に入れたいと考える人たちが増えています。例えば塩屋の団地の空室は、以下のように変わりました。

以下の写真の須磨区友が丘の空家は老朽化により建物は無価値として判断されて、土地のみの価格として取引されていました。購入者が建物に価値を見出しフルリノベーションしてお住まいになっています。

蘇った空家は神戸市内に沢山あります。

諦めずに、色々な方法を考えてみては
- 地域で空家問題の解決に取り組んでいる人に相談してみる。イベントを開催していることも多いので、その場で相談してみることも。
- 空家をリフォームや解体をせず、そのまま流通させた方が良い場合もある。
- 賃貸の場合は基本性能(水回り、床、外壁など)をリフォームするのが一般的だが、入居者がリフォームする条件で募集する方法もあります。